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とホームページで調べたらこう出ていた。名前、出てこないの?ビックリ!)の 貪欲さ、意地汚さ(言いすぎ?)にゲッソリしてしまった・・・。 お金持ちってどれだけ財産を手にしてもまだ目の前にある他人の財産が欲しいのか? 人間ってそういうもんなのかぁ・・・と金持ち経験のない凡人の私はそんなことを ぼんやり考えながらこの映画を観た。 それも真っ当に手に入れた財産じゃない。 盗人が主役の映画なんていくらでもあるけれど、普通はそんな彼らに感情移入が できてしまう。 盗みは悪いとはわかっちゃいるけどなんだか憎めないなぁ、とか ここまでくれば盗みも芸術よ、愛しいわぁ、なんて。 だけど、今回のサミーにはそれはできない。 毎回ジョニー・トゥ監督の作品を観て思ってしまう女性の薄っぺらな描き方を 今回も感じてしまうとは・・・。悲しい・・・。 ゲームに負けると思うと途中で癇癪をおこして降りてしまうような 頭が良いとも思えないオンナ。 私が男だったら絶対こんなオンナには惚れないぜ! だけどあの子(アンディ・ラウ)もこの子(カール・ン)もみーんな彼女にベタ惚れ。 男と女の間には本当に暗くて深い川があるのねぇ、不思議。 ストーリーは決して飽きることなくラストまで観ることができるのだ。 なんたってウソつき泥棒元夫婦の騙しあい合戦。 2人の間には別れてしまった今でもお互いを愛しく思う気持ちがあふれているし、 アホ男が2回も宝石を盗まれてしまうシーンや泥棒の実行犯をオーディションで 選ぶシーンなんてホント、おもしろかった。 しかし・・・う~~ん、やっぱりまたしてもジョニー・トー(杜琪峰)監督の作品、 あまり気に入ることができなかった。残念。 私はこの監督の作品の観方を間違っているのかもしれない。 個人個人への感情移入というものを取り払って観てみたら・・・。 そうすればテンポよく進むストーリーのみをもっと思い切り楽しめるかも。 (いきなり入院してしまう主人公たちにとまどったりもするが) そうそう、病気をネタにするのはナシよ。 サミーの新しい恋人スティーヴ役のカール・ン。 リチャード・ンのご子息だそうで。よく見てみれば顔が似てる。 もう少し甘みが抜けたら私のお気に入りテレンス・イン風なのに・・・と思っていたら スティーヴの母親アレン夫人役のジェニー・フー。 この方、テレンス・インの実の母とのこと! ビックリした。 いや〜カッコエエ親子だわ♡ ちょっと佐藤友美似のジェニー・フーは結婚後 アメリカに移住していたが この作品で20数年振りに復帰。 今後も是非香港映画に出ていただきたい。 この作品とは関係ありませんがテレンス・イン→ もっと魅力的なサミーを観たい方には「マジック・キッチン」をオススメ。(監督が違うけど) 「Yesterday Once More」 オフィシャルホームページ
by sabunorihk
| 2006-02-18 21:19
| 香港映画 あ行
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