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先日の香港旅行の行きの機内、観ていた映画が終了しチャンネルを回して ラスト5分だけ観て思わず涙目に。 「しまった!『森のリトルギャング』なんかノンキに観ている場合じゃなかった!」 と激しく後悔してももう遅い。 なんせもう1本映画を観るほど香港は遠くないワケで。 そこで香港でVCDを購入して改めて鑑賞した作品だ。 香港映画にしてはちょっとめずらしい題材「乳癌」を扱った作品。 えぇっジョニー・トゥ(杜琪峰)がプロデューサー!? 今まで何本観てもどうにも好きになれなかったジョニー・トゥ作品。 この作品は監督ではなくプロデュース作ではあるものの 初めて「好き」と思える彼の作品に出会えた。 これは記念すべき映画だ。 広告会社に勤め独身生活を楽しむビンゴ(ミリアム・ヨン: 楊千[女華])。 ふとしたことから知り合っていい雰囲気になった精神科医V仔 (リッチー・レン:任賢齊)にいきなり告げられる。 「キミ、胸にしこりがあるから病院で診察してもらった方がいいよ」 乳癌のため左乳房の切除を宣告されてからのビンゴのからまわりしながらの 前向きな行動の数々。 気功に励んだり漢方薬を買い込んだりヘンな占い師に頼ったり・・・。 傍で見ていると「早く手術を受けるべき」と思わず助言したくなってしまうが やはり女性にとって「乳房をなくす」という現実は本人にとって重過ぎる選択だ。 テーマが重いにもかかわらず作品自体はテンポのよいさわやかな印象の 大人の女性映画となっている。 彼女を取り囲む友人たちも明るくていい。 日本とは違うなぁ、と感じるのはよくない結果が出るかもしれない乳癌検診に 友人に付き添ってもらっていくシーン。 悪い結果が出た後も少なからず友人たちを巻き込みながら前向きに進もうとするビンゴ。 そういう行動が結局からまわりではあっても思わず応援したくなってしまう明るさがある。 一見強く見えるビンゴではあるけど自殺まで考える手術までの紆余曲折。 ビンゴは今までの生活で気づかなかったヒトへの思いやりや 他人の意見に耳を傾けるコトを知り、穏やかな気持ちで手術台にのぼる決心をする。 ビンゴが麻酔で眠る寸前に自分の左乳房に向かってつぶやく。 「長い間一緒だったね。淋しくなるわ」 ラストシーンも軽やかでぜひ日本語字幕でもう1度観たい作品。 日本公開・・・してくれないかなぁ。 もしかして最近人気の側田(ジャスティン・ロウ)の主題歌も心地良し! V仔の「おいおいコメンディアンの営業か!?」と突っ込みたくなる登場シーンの 真っ赤なジャケットも見る価値あるかも。 「天生一對」←ここから予告編や側田の主題曲が聴けます 2006年 香港映画
by sabunorihk
| 2006-09-16 20:19
| 香港映画 た行
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