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1991年3月大邱近郊の村で「カエルをつかまえに行く」と言って遊びにでかけた 5人の小学生が行方不明になる事件が発生した。 ドキュメンタリー作品のやらせが社内で問題視されソウルから大邱へと左遷された MBS放送のカン・ジスン(パク・ヨンウ)はこの事件に関心を持つ。 ジスンはこの事件の犯人像についての独自の持論を展開するファン・ウヒョク教授 (リュ・スンリョン)に接触し事件を調べていくうちにその疑惑は失踪少年の両親へと 向けられていく・・・。 実際に起こった韓国三大未解決事件の1つを映画化した作品。 (他2つの事件は「殺人の追憶」「あいつの声」としてすでに映画化されている) 鑑賞直後は少し感傷的なエピソードが多いように感じられ、 「殺人の追憶」のように淡々と描いた方がよかったのではないか、と感じたのだが 時間が経つにつれこの作品の味わいが深まってきたから不思議だ。 ただしジスンの子供が事件に巻き込まれそうになるエピソードだけは とってつけたような違和感を感じた。 ジスンという人物には終始一貫して感情移入ができなかった。 面白い番組を作るためならなんでもやる。 製作したドキュメンタリーが賞を受賞するのだが、そこにも恐ろしい手段で手を加えて 視聴者をひきつける演出を施すという最低な人間。 手を加えて面白さを強調する彼の作品はドキュメンタリーとは呼べないし そもそもなぜ彼がドキュメンタリー製作にこだわるのかが私にはわからなかった。 そんなジスンが田舎の村で起こった子供たちの失踪事件で悲しみにくれる両親に 疑惑の目を向けている大学教授の持論に飛びついたのは当然の成り行きだろう。 子供が帰らず悲しみにくれる両親の思いと子供への愛。 ジスンがそれをようやく実感できたのは事件から数年経ち、 自分も人の親となったときではないだろうか。 疑いの目を向けられる両親の姿が忘れられない。 息子の帰りをひたすら待つ2人は妻の思いつきでたった1つ世間に嘘をつく。 その嘘に込められた子供への愛を思うたび私は胸を締めつけられるのだ。 カエル少年失踪殺人事件 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2012-05-10 21:11
| 韓国映画
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