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「九月に降る風」はこの台湾編の他に実は香港編、中国編が存在し 曾志偉(エリック・ツァン)がプロデュースする3部作として製作されている。 本作はその香港編にあたる作品だ。 北京オリンピック直前の香港。 大学予科への試験直前の中学5年生の7人はつるんでバカをやり 教師に呼び出しを食らう毎日。 父親と衝突が絶えない者、母親が仕事で忙しく淋しさからドラッグに走る者、 好きな女の子が援助交際しているのを知ってしまう者・・・ 7人がそれぞれに悩みを抱えながら、自分は何をしたいのか、 どうすればいいのかがわからずに模索していた。 その年の大晦日の晩、年越しのカウントダウンで賑わう中ふとしたことから 別のグループと争いになり仲間の1人が大怪我をしてしまう・・・。 「九月に降る風」は時代設定が今から10年ほど前だったのに対し、 この作品はほぼ現在。 そのせいもあるのだろうが、7人の男の子たちのヤンチャぶりも起こる事件も 抱える悩みも台湾編に比べてかなり今どきというか都会的というか香港的というか。(笑) 7人の友情よりも個々の悩みや成長に重点を置いた視線で描かれているのも 香港らしいように感じる。 物語の始まり。七人の会話や行動がいきなりハイテンションで 一抹の不安があったものの、ストーリーが進むにつれ 最初の明るいばかりの印象とは違う色合いを覗かせ始める。 個人的な好みでいうと「九月に降る風」の方が自分の気持ちに寄り添う作品なのだが この「烈日當空」も後半にさしかかると胸に突き刺さる切ないエピソードが展開する。 残念だったのは7人のしゃべる広東語が1度鑑賞しただけでは 私には少し理解が難しく(表現が今風なのか?いや多分私の理解力のせいだろう) 特に自殺を図る少女がそこへたどり着くまでの気持ちの動きが ハッキリとわからなかった。 そのあたりを含めて全てクリアできたとしたら、 もしかしたらもっともっと思い入れのある作品となるのかもしれない。 彼女が地面から見上げた四角く切り取られた青空が心に沁みた。 7人が集う、すぐそばを鉄道が走るあの場所は一体どこなのだろう。 のどかで、大きな空が広がる印象的な風景だった。 プロデューサーの曾志偉は「九月に降る風」に続き本作にもしっかり出演している。 今回はほんの1シーンのみではあるけどね。 2009年 香港映画<香港版DVDにて鑑賞>
by sabunorihk
| 2009-10-02 23:43
| 香港映画 は行
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